金融系ITストラテジストのブログ

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Mac miniのHDDをSamsung製SSD 850 EVOに換装! 〜TRIMコマンドに関する不具合も大丈夫〜

このブログは以下の場所に移転しました。

これまでMac miniには、標準のHDDと換装する形で、東芝製のSSHD MQ01ABD100Hを使っていましたが、SSHDの故障を機にSamsung製SSD 850 EVOに換装したので、その時のレポートを書きます。

東芝製SSHD MQ01ABD100H

いわゆるSSDとHDDのハイブリッドで、1TBのHDDに加えてNANDフラッシュメモリが8GB搭載されていて、これがキャッシュの役割をすることで、通常のHDDに比べて高いパフォーマンスを発揮するというもの。

一時期PS4の換装用におお流行りして、通販サイトから姿を消したこともありました。

体感的には普通のHDDと大差ないような気もしますが、再起動を2回続けて行うと、2回目の起動時にはSSD特有のヌルヌルっとした高速起動になります。所詮8GBのキャッシュですからAppleのFusion Driveのようにはいかないのでしょう。

このSSHDで特段不満はなかったのですが、換装からちょうど1年程度でクラッシュしてしまったのです。

急遽代わりを調達

それまでもSSDに換装するか迷っていたので、故障が発覚するとすぐさまSSDに換装することを決意。以前迷ったと時には、840 EVOにしようと考えていたので、特に深く考えることなく後継の850 EVO(容量512GB)にすることにしました。

amazonで購入して、翌日には自宅に届いていました。封筒に入ってメール便で届いたのにはすこしビックリしましたが...

翌日には換装完了

SSHDの時に経験していたので、SSDへの換装はものの10分程度で完了。専用のドライバもしっかり保管していました。

TimeMachineから復元し、翌朝には元通り。先輩方の体験を参考に、Trim EnablerにてTRIMを有効化。

このMac miniは2012モデルですが、メモリも既に16GBに増強しており、この度のSSD化でビックリするほど快適になりました。

知らなかったTRIMコマンド関する不具合

以下のサイトでも触れられていますが、「TRIMコマンドに関する不具合が発生したとき、永久に間違えたデータを削除してしまう問題が存在するものがある」ようで、Samsung製の8xx EVO/PRO両方が該当しているとのこと。

【超朗報】「OS X 10.10.4」で、「trimforce」コマンドを使って、SSDのTrimを有効化可能に!

私も今はtrimforceコマンドでTRIMを有効にしていますが、2ヶ月程度使っても特段の不具合には遭遇していません。

もっとも私もEFIファムウェア・アップデートで罠にはまりましたが。

ディスク容量は問題なし

換装により1TBから512GBへ減りましたが、もともとiTunesのライブラリや仮想マシンのイメージファイルは外付けのHDDに置いていましたので、容量は十分に余っています。

最後に

Mac miniも2014が出ましたが、メモリが直付けになるなど、カスタマイズし難くなってしまいました。本当ならば新型が出る度に買い換えたいのですが、今回は触手が伸びません。スペック的には負けていないと思うので、しばらくこのまま使い続けたいと思います。