金融系ITストラテジストのブログ

金融とはおよそ関係のないおもにデジタルガジェットに関する記事を書きます。

スマホの子機として使える「Talkase」購入レポート(その2 使用レポート)

このブログは以下の場所に移転しました。

 前回、以下の記事でレポートして以降、放置していたTalkaseですが、この正月休みでやっと試してみる気になったので、そのレポートです。

hoshinoji.hatenablog.com

Talkaseとは? 

 電卓のような姿をした端末で、スマートフォンとBluetoothで接続することにより、電話の子機として利用できるというもの。

 Kickstarterで見つけて出資しておいたものの、出荷が再三遅延し、届いたことにはApple Watchが登場しており、スマホの子機としては使う気がすっかり失せていました。しかしながら、昨年末からApple Watchを使わなくなってしまったので、代わりにこのTalkaseを引っ張り出してみました。

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ざっとした操作方法

 キャッシュカードサイズで胸ポケットでも迷子になってしまいそう。ボタンを押した感じやレスポンスは、質の悪いガラケーを操作している感覚。「▲▼」でメニューの選択、「OK」で確定、「=」で戻るのボタンで、代替の操作ができそう。

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使用感は?

日本語メニューは無し

 言語設定はあるようですが、日本語は選択できません。しかたないので、英語を選択して使っていますが、それでもメッセージの一部しか表示されないので、よく理解できません。 

iPhoneとのペアリング

 iPhoneを設定メニューから「Bluetooth」でペアリングの待機状態にした後、TalkaseのBluetoothマークのメニューを選択し先に進むと、「Accept paring from <iPhoneのデバイス名>?」と表示されます。「OK」を押すとペアリングが完了。

 メニューの場所さえ分かれば、難しいことはありません。

通話履歴からの発信

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 上記のメニューでiPhoneの通話履歴から電話を掛けたり出来ます。

 一部表示できない感じがあるようで、私が確認した限りでは「類」は表示されません。この字は、常用漢字でJIS第一水準なんですけどね。

電話の着信

 電話が掛かるとTalkase自体がけたたましい音楽で伝えてくれます。昔のガラケーでありがちだった耳障りな音なので、気づかないことはなさそうです。

 音量の調整やマナーモードの有無については、まだ操作を理解して今ので、よくわかりません。

通話品質

 音質は安物のBluetoothヘッドセットのようなもので、遅延もあるので、常用には耐えないと思います。

まとめ

 発送が再三遅れた時点から期待が失せていたのですが、実物を触って確信しました。iPhone 6sの大きさにもすっかり慣れてしまったので、このようなおもちゃに頼らずにiPhone単体で使っていくことにします。

 

※最近はAmazon.co.jpでもiPhone用のケース付きで売られているようですね