【ATOK Passportユーザー】“ATOK 2016 for Mac”にバージョンアップしてみた
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去る6月24日にジャストシステムの日本語入力システム“ATOK 2016 for Mac”が発売されました。自宅のMac mini(Late 2012)に早速インストールしてみましたのでレポートします。
ATOK Passport利用者は追加負担無くバージョンアップ可
私は月額286円(税抜)からのATOK Passportに契約しています。現在使用中の“ATOK 2015 for Mac”から無償でバージョンアップできます。
ATOK Passportは、毎月の課金が発生するものの、最大10台のPC/Macにインストールできます。10台も不要ではとも思うのですが、私の場合でも、自宅ではMac mini、モバイル用にMacBook、会社のデスクトップPC/モバイル、それぞれに導入している仮想環境などを考えると7〜8台は使用しています。
バージョンアップ手順
メニューバーから「アップデートを確認... 」
メニューバーの日本語入力のアイコンをクリックし、「アップデートを確認...」をクリックします。
オンラインアップデータ自体のアップデート
ATOKを最新化してくれるアップデータ自体のアップデートが見つかりますので、OKをクリックしてアップデートさせます。この後、使用許諾契約への同意を求められますので「同意します」を選択します。
ATOK定額制クライアントをバージョンアップ
ATOK定額制のプログラムの最新版が見つかりますのでインストールします。このプログラムにより、ATOKが2016にバージョンアップされます。
アップデートに成功後は再起動が必要
無事にアップデートに成功すると、以下のようなダイアログが表示されます。再起動が必要となります。
再起動後は辞書の引き継ぎやクラウドサービスの設定
再起動しログインすると、ATOK2015の辞書の引き継ぎATOKクラウドの設定を行います。
ATOK 2016で便利な機能【ATOK インサイト】
Windows版は先行して3月に発売されており、会社のPCで約3ヶ月使用してきました。便利だと思っているのは、ATOKインサイト。
同時に開いているブラウザやメール等のアプリケーションで表示されている語句が、優先して推測候補に表示される機能です。
例えば、メールで送られてきた会議開催案内をスケジューラーに登録するときなど、先頭の数文字を打つだけでずばりその語句が入力できるのです。
リフレッシュナビは搭載されず
Windows版にあるリフレッシュナビはMac版にはないようです。好き嫌いはあるでしょうが、ちょうど手が疲れてきたときに休憩を促してくれるので継続して利用している機能です。