MacでTurbo Boostを簡単に無効にできるアプリは“Endurance”が便利
このブログは以下の場所に移転しました。
MacBookのバッテリー持ちを伸ばすためにTurbo Boostを無効にされている方もいらっしゃると思います。そんなときに使うアプリにEnduranceは如何でしょうか?
無料で利用できるにも関わらず、都度管理者パスワードを入力する必要もなく、他機能です。
最初はTurbo Boost Switcherを使用していたが
最初はTurbo Boost Switchを使用していました。しかし、このアプリTurbo Boostを無効にする度に管理者パスワードの入力が必要なのです。結局、スリープから解除する度にパスワードの入力が面倒になって使わなくなってしまいました。
最近確認したところ、無料の標準版と$9.95のPRO版とがあり、PRO版では管理者パスワードの入力が最初の1回で済み、指定したアプリが起動した時にTurbo Boostを有効にしてくれるなので非常に他機能になったようです。
無料で使えるEnduranceがお気に入り
そんな私が、他に同じようなアプリがないかと探していたところ、Enduranceを見つけました。
Enduranceは、現時点で無料で利用できますが、都度の管理者パスワードは不要で、バッテリーが一定量以下になると自動的にLow Power Modeに移行してくれるなど、Turbo Boost Switcher Proに負けないくらいの機能を持っています。
Enduranceで実現可能な機能は以下の通り
EnduranceのLow Power Modeを有効にすると、以下の機能が動作します。各機能を動作させるかはアプリから選択出来るようになっています。
- Dimming Screen
- Monitoring Expensive Apps
- Hiding Background Apps
- Monitoring Flash Plugin
- Slowing Down Processor
12インチMacBook(Early 2015)で使ってみました
MacBook(Early 2015)で使ってみた様子をご紹介します。グラフの中頃から、CPUのクロックが下がり、これに伴い消費電力やCPUの温度が下がっているのが確認出来ると思います。
このMacBookは、CTOでCPUを1.3GHzにしているのですが、Turbo Boostが無効になると何故か1.2GHzの固定になってしまいました。
Mac mini(Late 2012)では
Mac mini(Late 2012)でも使ってみました。このマシンのCPUはi7-2.3GHzで、Turbo Boost時には3.3GHzで駆動します。
特段負荷のないときには、もともとは低負荷時にはグラフの左半分のように1.5GH前後で動作するのですが、EnduranceでTurbo Boostを無効にすると、負荷を与えても右半分のように2.3GHzまでにしかなりません。
このマシンは、ちょっと負荷を掛けるとすぐに90℃近くまで温度が上昇してしまうのですが、熱の影響からマシンを保護するためにTurbo Boostを無効にしてもよいと思います。私の用途だと2.3GHzでも十分に使用に耐えます。