LG UltraFine 4K DisplayのDCI-P3対応を試す
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LG UltraFine 4K Displayは、新しいデジタルシネマの規格「DCI-P3」に対応しており、一般的なsRGBディスプレイよりも25%色域が広くなっています。今回、12インチMacBookに接続したこのディスプレイが「DCI-P3」に対応していることを確認してみました。
DCI-P3とは
iMac 4K RetinaディスプレイモデルとiMac 5K Retinaディスプレイモデルが、アップデートにより「Retina P3ディスプレイ」という新しいタイプになっています。
これは、一般的なsRGBディスプレイよりも25%色域が広く、今まで見えなかった色域も再現されることによりRAW画像の現像などに力を発揮するようです。
Retinaディスプレイに使うLEDを、標準的な白色LEDから赤色・緑色蛍光体のLEDへと切り替えることで、赤、緑、青の3色すべてがより均等に表現されることでより現実の色に近いものを表現することが可能になったそうです。
LG UltraFine 4K Displayも、iMacと同じディスプレイを搭載していると想定されます。
DCI-P3を試す
従来のRetinaディスプレイとP3対応ディスプレイの違いを確認するために、Improving Color on the Web | WebKitを使用しました。
ここのページを表示すると、中程に赤い正方形があると思います。MacBookのRetinaディスプレイ(左)ではただの赤い正方形ですが、同じページをLG UltraFine 4K Displayで表示すると正方形の中にSafariのアイコンに似たマークが見えるのです。これが「DCI-P3」に対応しているということらしいです。