金融系ITストラテジストのブログ

金融とはおよそ関係のないおもにデジタルガジェットに関する記事を書きます。

“AirMac Extreme(802.11ac対応)”を“AirMac Express”で拡張してみた結果

このブログは以下の場所に移転しました。

 整備済み品の大量放出に乗せられてついつい購入してしまった“AirMac Extreme(2013年6月発売モデル)”が本日届きました。

 ExtremeとExpressを混在で拡張ネットワークを構成したところ、意図通りの結果が出ましたのでレポートします。

hoshinoji.hatenablog.com

試してみた構成は

 これまでは“AirMac Express” 2台で拡張ネットワークを構成していましたので、ここに“AirMac Extreme”を追加して、以下な構成にしてみました。

 AirMac Expressを掴んだ時には802.11nでの通信となるが、たまたまAirMac Exremeを掴めば802.11acで通信できるではという発想です。

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すんなり成功した模様

 802.11ac対応のMacBook(12インチ/2015)で試したところ、Wi-FiのステータスでPHYモードがちゃんと802.11acになっています。ちなみに、このステータスを確認するにはoptionキーを押しながらWi-Fiアイコンをクリックします。

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効果の程は?

 バックグラウンドでは、AirMac Extremeに接続したHDDに対しTime Machineのバックアップが走っている状態ではありましたが、スピードテストの結果を紹介します。

AirMac Expressの通信が安定(802.11n)

 Mac miniと有線で繋いでいるAirMac Expressの通信が安定しました。PINGの応答が30ms台から14msへと大幅に改善し、23時台の混み合う時間にも係わらず90Mbps台と有線ポートの制約100Mbpsに近い数字が出ました。

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AirMac Extremeの通信は(802.11ac)

 MacBookとAirMac Extremeの直接通信している状態ですが、遅延が35msとAirMac Expressを通した場合よりも悪い結果に。SpeedTestの結果はExpressよりも悪い結果にはなっていますが、瞬間的に100Mbpsを超えることもありましたので、瞬間最大速度は向上していると思われます。

 深夜など、混み合っていない時間帯に試してみたいと思います。

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(6/5 21時追記)昼頃に同じMacBookで測定してみた結果がこれ。ここまで出ると気持ちがいいですね。

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新機種の登場も期待されているが...

 今回購入した整備済AirMac Extremeは、6月1日に確認して以来、現在も在庫があるようです。海外では品薄が報告されるなど、次期AirMacの登場も期待されています。

 新たな通信規格の採用やamazonのECHOに対抗した機能の搭載等も噂されていますが、今後、更なる通信環境の改善に向け私も待ってみたいと思います。