MacBook Pro(Mid 2010)のハードディスクをSSDに換装してみた!
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年末大晦日の最後のお仕事となりましたが、自宅のMacBook Pro(13-inch,Mid 2010)のハードディスクをSSDに換装してみたのでレポートします。
SSDへの換装を決意した経緯
日頃は家族が使っていて自分が使うことはないMacBook Pro(13-inch,Mid 2010)なのですが、バッテリーが完全にへたってしまい、互換品に換装したばかりです。
久しぶりに、このMacBook Proを触ってみたのですが、SSDに慣れきってしまっている今日この頃、HDDの遅さにストレスが溜まること。一応、東芝製のSSHDに換装してはいたのですが、結局はキャッシュの大きな5400rpmのHDDなので、対したパフォーマンスは発揮できません。
珍しく家族の為にと、SSDへ換装してあげようと考えていたところに、Amazon.co.jpがSamsung製のSSDを5%OFFしてくれるキャンペーンを行っていたので、ついポチッといってしまいました。
購入したのはこれ。850 EVOの250GBタイプ。Mac mini(Late 2012)には、これの500GBタイプを装着しており、特に不便していなかったことと。日頃、自分で使わないMacBook Proなので、1万円程度が限界かなと思ったので、これを選びました。この時点で9,835円、1万円を若干割り込んだところでの購入です。
換装は10分程度で完了
T6ドライバーを用意
MacBook ProのHDDの換装には、T6のドライバーが必要です。以前より、使用しているSK11の精密ドライバーセットを使用します。
裏蓋を外しHDDの留め具を外す
裏蓋を外し、枠線の部分にあるHDDの留め具を外したのち、HDDの持ち上げると簡単に外せます。
HDDにとめてある4本のねじをT6ドライバーで外す
HDDを固定するための4本のねじをT6ドライバーで外します。HDDの4隅の丸い枠の場所です。
逆の手順でSSDを装着
今度は、逆の手順でSSDをMacBook Proに装着します。交換に要した時間は10分程度です。不器用な私でも簡単にできる作業です。
リカバリーモードからEl Capitanをクリーンインストール
SSDで快適になるであろうとはいえ、CPUはCore 2 Duoの2.4GHzと非力なので、できるだけ無駄がないようにと、El Capitanをインターネットリカバリーでクリーンインストールします。
TimeMachineでしっかりバックアップ
このMacBook Proですが、しばらくバックアップをとっていなかったので、外付けのHDDを引っ張り出してきて、TimeMachineでバックアップします。ゼロからのバックアップなので、非常に時間が掛かりました。約3時間待ちました。
インターネットリカバリーを実施
Command + Rを押したままで電源投入し、後はOS Xのインストールを選ぶだけ。Wi-Fi経由でAppStoreからEl Capitanをダウンロードの後、クリーンインストールになります。
TimeMachineバックアップから情報を転送
セットアップの途中で、「このMacへ情報を転送」というダイアログが出ます。ここで、先ほど取得したTimeMachineバックアップを指定してみます。
アプリケーションやユーザーアカウントの情報など、必要なものを指定して転送することが出来ます。今回は、自分のユーザーアカウント情報が80GB程入っていましたが、不要と判断したので除外して転送します。
全部で18GB程のデータが、約10分で転送できました。空き領域が210GB程確保出来たので、手間を掛けた甲斐ががありました。
すっかり現役マシンによみがえり
これで、我が家のMacBook Pro(Mid 2010)も、 SSD250GB、メモリ8GB、バッテリー新品になり、すっかり現役マシンとして蘇りました。
CPUに負荷が掛かるとファンが煩いところが難点ですが、その他は自宅の他のMacと同じように使用できます。
次期OS Xが、このマシンをサポートするかどうかは微妙かところですが、取り敢えず家族が使う分では後2〜3年は現役でいけるのではないでしょうか?